大森賢治教授が内閣府/JSTムーンショット型研究開発事業・目標6・第1期に引き続き、第2期のプロジェクトマネージャーに決定:「中性原子型誤り耐性量子コンピュータ」

光分子科学研究領域の大森賢治教授が、科学技術振興機構(JST)「ムーンショット型研究開発事業」のムーンショット目標6「2050年までに、経済‧産業‧安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」の第1期(-2025年度)に引き続き、第2期(2026-2030年度)のプロジェクトマネージャー(PM)に決定しました。

大森教授は第1期において、「大規模‧高コヒーレンスな 動的原子アレー型‧誤り耐性量子コンピュータ」プロジェクトを推進し、独自の超高速2量子ビットゲートの高度化、超精密光ピンセットアレーの開発、さらには日本初、世界でも数少ない中性原子型フルスタック量子コンピュータシステムの開発をはじめ、世界の量子コンピュータ開発をリードする多くの成果を挙げてきました。

第2期「中性原子型誤り耐性量子コンピュータ」プロジェクトにおいては、これらの成果を基に誤り耐性、大規模化を進め、外部の非専門家が専門知識なしに運用可能な中性原子型誤り耐性量子コンピュータシステムの確立を目指しています。

■ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標6、9、10)におけるプロジェクトマネージャーの決定について
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1803/

■ムーンショット型研究開発事業 ムーンショット目標6 プロジェクトマネージャー(PM)採択者一覧
https://www.jst.go.jp/moonshot/news/20251006_1.html