ムーンショット目標6の全体合宿が開催されました

7月2日(火)- 4日(木)にムーンショット目標6として初の全体合宿が千葉県で開催されました。
12のプロジェクトから総勢300名以上が参加した3日間は、目標6に関わるメンバー全てにとって貴重な交流の場となりました。

口頭発表

7月2日(火)- 3日(水)、各プロジェクト1時間の枠で、目標6の参加者全体に向けて各プロジェクトごとにビジョンと成果を発表しました。
大森プロジェクトは、大森先生のイントロダクションの後、シルヴァン先生と平等先生がそれぞれプレゼンテーションを行いました。
シルヴァン先生はまず、このトピックに詳しくない聴衆を対象に冷却原子プラットフォームの基本概要を説明し、次に開発中の冷却原子QCの全体的なアーキテクチャを説明しました。平等先生は、冷却原子QCに特化したレーザーシステムの開発について発表しました。

ポスター発表

7日(木)の午前中、ポスターセッションでは144のプロジェクト参加者が成果を発表しました。私たちのプロジェクトからは9人が参加し、新しい成果を発表と他の参加者からフィードバックを受ける良い機会となりました。

ディスカッション(冷却原子)

7日(木)の午後には、自由討論の時間が設けられました。同じく冷却原子を専門としている他のプロジェクト(青木PJ、山本PJ)と共に一つの輪になり、ディスカッションを行いました。

議題は多岐に渡りましたが、中でも異なるグループ間での若手研究者(修士、博士)の流動化をどのように促進・協力していくかについてをそれぞれがアイディアを出し合い考えました。最後に富田先生がこれらの成果を全体の場で報告しました。